大祓式(おおはらえしき)

大祓は、知らず知らずのうちに犯したであろう罪や過ち、心身の穢を祓い清めるための神事です。

毎年6月と12月の二回、その月の末日に行います。

6月の大祓を「夏越しの大祓」、12月の大祓を「年越しの大祓」ともいい、平安時代初期の国家の法制書『延喜式』にも、6月と12月の大祓が記されており、古くは国家の行事であったことが知られます。

● 人形について

大祓には「人形」(形代ともいい、紙を人の形に切り抜いたもの)に、名前と年齢を書き、さらにその人形で身体を撫でて息を吹きかげます。

そうすることによって自分の罪穢を人形に移し、それをお祓いし海や川などに流して、わが身の代わりに清めてもらうことができるとされています。

● 斎行日時

当分祠では、6月30日と12月31日の午後3時より大祓式を斎行致しております。どなたでもご参列する事が出来ますので、5分くらい前にお集り下さい。

● ご参列できない場合

また、当日都合によりご参拝出来ない場合は、人形にご家族の姓名・年齢を記入して、身体を撫で息を吹きかけ、御初穂料を添えて、大祓当日までにご送付いただければ、お祓い、ご祈念を申し上げております。

お問い合わせ

出雲大社東京分祠

〒106-0032
東京都港区六本木7丁目18-5

TEL:03-3401-9301

(午前9時より午後5時まで)